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Android QでtargetSdkVersionをAndroid 6.0未満としたアプリの起動時に警告が毎回表示されるかもしれない

   

Android Qでは、targetSdkVersionにAPI レベル 23(Android 6.0)未満を指定すると、アプリ起動時に警告が毎回表示される可能性が指摘されています。
2018年度のAPI レベルの要件から考えると、ある程度想定の範囲内ではありますが、やはり手を売ってきたなという印象です。

情報の発信元は、xdadevelopersです。

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Android QはAndroid 6.0以上のアプリが対象!?

最近のAndroid Open Source Projectのコミットによると、Android Qでは、Android 5.1 Lollipop以前を対象にしているアプリの起動をユーザーに警告するようです。
“PLATFORM_MIN_SUPPORTED_TARGET_SDK_VERSION”が17から23になりました。このビルドフラグは、システムプロパティのro.build.version.min_supported_target_sdkに変換されます。
API レベル 17の場合は、17未満なのでAndroid 4.1.x以下が対象です。

PLATFORM_MIN_SUPPORTED_TARGET_SDK_VERSION 23

PLATFORM_MIN_SUPPORTED_TARGET_SDK_VERSION 23

このプロパティは、アプリのアクティビティが起動する時にシステムに使用され、アプリのtargetSdkVersionをチェックします。
ro.build.version.min_supported_target_sdkより小さいAPI レベルを設定したアプリの場合は、「アプリが正しく動作しないかもしれない」とユーザーに警告メッセージを表示します。

2017年にアナウンスされたAPI レベルの要件の強化で、targetSdkVersionを更新しないアプリには何らかの対応があると考えてきました。
Google Playからアプリを排除するというような強硬手段ではありませんが、徐々にtargetSdkVersionを更新しないとユーザーが使えなくなる環境になるのもそう遠くないでしょう。