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バリウム検査は拒否すべきか、代替案は?

   

例えば会社員がB検診(生活習慣病予防検診)、C検診(人間ドック)のような複数の検査がセットになった検診をするときに、バリウム検査が含まれているだろう。一度バリウム検査を受けたことがあれば分かるが、待ち時間が長く、検査自体も長い。また、バリウムと炭酸(発泡剤)を飲んでゲップを我慢したまま仰向け、うつ伏せといったように体の向きを変えながら大きな機械でゆっくりぐるぐる回らなければならない。検査後には、歯を磨き、下剤を飲み、バリウムを体外に排出させなければならない。と言ったように、検査項目の中でもバリウム検査はやりたくない気持ちが強い人は多いのではないだろうか。私もそう思った一人で、体内に通常取り入れないバリウムを摂取することから疑問に至り、調べてみることにした。

  • 私は医療従事者や医療関係者ではないため、本記事の内容が正確な情報や最新な情報であるとして鵜呑みにしてはならない
  • 参考情報として利用するとしても、他の情報や医療関係者等からも含めた情報を元に判断をすることが望ましい
  • バリウム検査が長く、検査内容が辛い
  • バリウムを下剤で体外に出すとトイレが大変なことになる
  • バリウム検査のベネフィット
  • バリウム検査のリスク
  • バリウム検査の代替案
  • バリウム検査はキャンセルできるか

バリウム検査とは

バリウム検査について簡単にポイントを説明する。

バリウム検査(胃部X線検査)は、日本で開発された古い検査方法であり、胃がんを発見するためのものである。

バリウム検査で、体に影響のあるものは以下のものである。

バリウム検査のベネフィット

バリウム検査のベネフィットはほぼないと言ってよいだろう。

あえて上げるとすればバリウム検査の代わりに実施する胃カメラ(内視鏡検査)が受けられない(受けたくない)人が胃がんを発見するための手段である。

バリウム検査のリスク

書籍や記事を参照する限りでは、日本以外ではバリウム検査を大々的には行っておらず、日本でも医師はバリウム検査を受けないようである。

バリウム検査の代替案

胃カメラ(内視鏡検査)を使用するのが一般的な代替案である。しかし、毎年胃カメラを実施してくてもよいようである。実は、胃がんの主な原因はピロリ菌であり、ピロリ菌検査で存在しないことが確認できれば胃がんリスクが大きく低下するからだ。
参照:【エッセンス版】名医12人が緊急告発! 要らない健康診断&自殺者続出「コロナうつ」見抜く・治す! (プレジデント2020年10/30号)

なお、バリウム検査と比べて胃カメラのがん発見率は1000倍高いようである。
参照:医師は受けないバリウム検査がなくならない訳

整理すると以下のようになる。

  • ピロリ菌検査を実施 ※実施したことがない人に限る
    • ピロリ菌がいる場合は、ピロリ菌を除菌する治療を行う
      • 調べてみたところ、検査も簡単で除菌も1週間程度で終わるようだ
  • ピロリ菌がいる場合は、除菌もするが、胃カメラで胃がんの検査を実施
  • ピロリ菌が居ない場合は、胃カメラを3年に1回のように頻度を落として実施
    • 不安な人は年1回胃カメラでもよいだろう

最終的には、1~3年に1回胃カメラで胃がんを確認だけすれば十分ではないだろうか。なお、胃カメラは、口と鼻のどちらから入れるか選択できるが、鼻からの方がおすすめだそうだ。

バリウム検査はキャンセルできるか

「人間ドックのバリウム検査は、単体でキャンセルできる」と考えられる。

考えられるとしたのは、実際にパックで検査を提供している医療機関すべてで確認をしたわけではないためである。
また、会社員などで企業がバリウム検査を必須としている場合は問題になるため、調整が必要である。

バリウム検査をキャンセルできるとした理由は、「バリウム検査は定期健康診断等における法定検診項目ではない」ためである。個人での検診であれば当然不要な検査はキャンセルできて当たり前のため、会社員等の定期検診の人間ドックのような複数の検査がまとめられたものを想定している。
2017-08-04(PDF)定期健康診断等における診断項目の取扱い等について
(PDF)労働安全衛生法に基づく 定期健康診断等の診断項目の 取扱いが一部変更になります (平成30年4月から適用)

バリウム検査をキャンセルする方法は、検査を実施する医療機関によって異なる。実際に医療機関に問い合わせたり、ウェブサイトで確認したりしてほしい。ウェブで検索して色々見ている限りでは前日までにバリウムキャンセルの旨を伝えるほうが良さそうにみえる。これは、バリウムの準備が不要になることでメリットがある医療機関があるからのようだ。

バリウム検査をキャンセルしてみた

昨年まではバリウム検査を何も考えずに行っていたが、今年はキャンセルしてみた。

当日の受付時に「バリウム検査をキャンセルする」ことを伝えれば当たり前のように手続きが進んだ。拍子抜けするほどあっさりと「ではバリウム検査をキャンセルしますね」としてスムーズに受付が終了した。
また、受付の方に「来年以降もバリウムをキャンセルする場合は、前日までに連絡をする方が望ましいのか」と手続きについて聞いたところ、「当日キャンセルを受付で伝えて下さい」とのことだった。これだけあっさりとしているということは、非常に沢山のバリウム検査のキャンセルがあるのだろう。

最後に

バリウム検査のベネフィットはほとんどないが大規模に実施されているというのが現状のようである。一度始めてしまったものを変えられない理由が至るところに記載されているが本記事では言及しない。

バリウム検査については少ししか触れられていないが、人間ドックの検査結果を参考に実態に合わせた数値で比較してみたいと言うような場合は、以下のような書籍を参照するとよいだろう。