「無料アプリ+広告」のAndroidアプリを「有料アプリ」にしない理由
個人でAndroidアプリを開発しています。
こんばんはFeeeeeLogです。
「無料アプリ+広告」のアプリを作成していますが、時々要望でこう言われます。
有料にして、広告をなくしてください。
XXX円程度ならば購入できます。
でも、できないんです。
すごく単純です。
私にとってメリットが薄いからです。
むしろデメリットが多くて「無料アプリ+広告」を「有料アプリ」に変更することはできません。
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具体的な理由を見てきましょう。
もくじ
個人開発者(主に私自身)にとっての有料アプリのデメリット
大きなデメリットを3つ挙げます。
[1] 有料アプリにしても数が売れなければ利益になりにくい
有料アプリにするということは、無料アプリに比べてインストール(購入)する段階であるこのアプリが使いたいという欲求が高くなければなりません。
いくら数百円程度とは言え、お金がかかりますから。
それほどダウンロード数が稼げていないアプリであること、さらに、強烈な個性があるとは言えないようなアプリで有料化するとインストールされなくなってしまうからです。
無料アプリをアップグレードして有料アプリにして2つ出せばいいではないかという意見もあると思います。
それは、単純に開発者にとっての負担が増えるということにつながるため勝算がなければやる意味がないと考えています。
[2] 住所を公開しなければならない
個人開発者ですから、自宅の住所を公開する必要があります。
これは、心理的に超えにくい壁の一つです。
[3] 問い合わせに対して原則3営業日以内に回答しなければならない
専業でアプリ開発をしているわけではありません。
忙しくアプリ開発に全く手が付けられない時もあります。
そのため、企業の問い合わせ対応のようなことはできません。
個人開発者(主に私自身)にとって無料アプリ+広告はどうなのか
最後になりますが、無料アプリ+広告はどうなのか。ということについて現状を踏まえて考えを示します。
公開するアプリの質によりますが、日常的に使用するアプリに広告は非常に合うのではないでしょうか。
それほどダウンロード数も多くなく(数百)、広告の表示回数や実際の広告料も少ないですが、定期的に使用されるので微々たるものですが広告料が発生します。
これは、単純にダウンロード数の少なさが原因であって、数千、数万ダウンロードと伸びていけばお小遣いとはいえかなりの金額になることが予想できます。
というわけで、今のところはこのままの方針でアプリを開発していきます!
2018-08-05時点の感想を追記
今のところは「無料アプリ+広告」でも悪くないように感じています。
そんなに広告からの収益はありませんが、無料であってもちょっと美味しいものを食べよっかなくらいの収益は発生しています。
多言語化でもしようかなと思っていたらGDPR対応が必要になりそうなので、もうしばらく様子見してから必要に応じて簡単に多言語化するだけでも収益は数倍にはなるのではないかと思います。真面目に対応できれば数十倍以上も目指せると思います。そう考えると、無料アプリ+広告であることはなんの問題もありません。