【登山初心者におすすめ】東京から日帰りで奥多摩の山に登って温泉に入る(JR新宿駅→JR御嶽駅→御岳山→日の出山→つるつる温泉→JR武蔵五日市駅→JR新宿駅)
「山に登りたい!」
急に頭に浮かびました。山に登るといっても、今まで登ったことがあるのは「高尾山」「筑波山」の2つだけで、自ら調べたことはなく知識はゼロに近いです。
ネットで検索したり、本屋さんに行ったりしながら決めました。見つけました。
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もくじ
探した登山ルートの条件
- 東京から日帰りできる
- 温泉に入れる
- 登山の道具は持っていないので、スポーツ用の手持ちのもので登ることができる
- 初心者男性が1人で登っても安心
- 高尾山ほど混まない
これらの条件を満たしてくれるようなルートが多く載っている本はこちらです。
初心者にも分かりやすくルートを説明
おすすめのルートをそのまま細かく説明します。
モデルケース
時間は目安です。こんな感じですよというのが伝わればと思います。
- JR新宿駅 8:19発 → JR御嶽駅 9:36着 (ホリデー快速おくたま)
- トイレ&セブン-イレブンで買い物で10:00に
- バス 10:14発 → ケーブルカー滝本駅10:24着
- ケーブルカー滝本駅 10:30発 → ケーブルカー:御岳山駅 10:36着
- 御岳山駅 10:36発 → 武蔵御嶽神社 11:06着
- 武蔵御嶽神社~神代ケヤキ下でトイレ&お土産を見たりして11:30に
- 神代ケヤキ下 11:30 → 日の出山 12:10
- 日の出山でランチ休憩 12:10-13:00
- 日の出山 13:00 → つるつる温泉 14:00
- 温泉に入ったりおみやげを買ったり 14:00-15:15
- バスでJR武蔵五日市駅へ 15:25-15:45
- JR武蔵五日市駅 15:55発 → JR新宿駅 16:58着 (ホリデー快速あきがわ)
JR新宿駅 → JR御嶽駅[標高236m] : ホリデー快速おくたま (920円 : 約1時間20分)
- 新宿から乗り換えなしでほぼ座っていけます
- 特急料金は必要ありません。
- 土日祝日のみのようです。新宿発 6:46, 7:44, 8:19 の3本。御嶽駅には遅くとも10時前に着くことになります。
新宿始発なので座れる可能性が高いです。御嶽駅まで乗り換え無しで行けます。本数が少ないので、時間を調べて乗り遅れないようにしてください。
2015/10/3の晴れた土曜日であれば、8:19発の新宿からは全員が座ることができているようでした。少なくとも自分の周辺はみんな座れていました。いすの埋まり具合は5~7割程度といったところです。紅葉シーズンなどでなければほぼ確実に座れそうな感じです。
注意:2015/10/03現在では10両編成のうち、前4両が「ホリデー快速あきがわ」で後ろ6両が「ホリデー快速おくたま」です。車両を間違えると途中で違う方向に進んでしまい、たどりつけないので注意してください。
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JR御嶽駅周辺でトイレ
おそらく電車に長時間乗っているので、降りたらすぐトイレに行きたくなるでしょう。というわけで、トイレはこちら!
- JRの駅のトイレ(女性のトイレは長蛇の列ができていた)
- セブン-イレブンのトイレ(おそらくキレイ。使用していないので不明。)
- セブン-イレブンの隣の御岳交流センターのトイレ(数が少ないけれどキレイ)
ケーブルカーの駅にもあるので、そちらまで我慢できる場合は我慢してもよいでしょう。もちろんケーブルカーで登ってからもあります。
JR御嶽駅近くのセブン-イレブンで昼ごはんと飲み物を買う (もちろん準備しておいてもOK!)
- セブン-イレブンは駅を出て左です。すぐ見えるので迷うことはないでしょう。
御嶽駅から徒歩1分程度にセブン-イレブンがあります。電車で降りた人の大部分が一度立ち寄るような感じです。かなり早くいくかゆっくり行くかしないとコンビニは混みます。
セブン-イレブン隣のバス停 → ケーブルカーの滝本駅[標高407m] : バス (約10分)
- バス停に人がたくさんいるので、場所はすぐ分かります。
- バスの時刻表
歩いても行けますが、30分ほどかかります。舗装されたアスファルトの道路ですが、意外と急で疲れます。体力を温存するならバスに乗りましょう。バスの本数ですが、人が多い時にはバスが増発されます。バスの本数は少ないので注意しましょう。
滝本駅[標高407m] → 御岳山駅[標高831m] : ケーブルカー (6分)
- 必要ならここでパンフレットなどをゲットしましょう
お土産やらアイスやら色んな物が売ってます。ご飯を食べるところもありますよ。ケーブルカーは景色が見たい場合は、一番前か一番後ろに立って乗ると良いでしょう。早めの順番でないと一番前や一番後ろを確保することができないと思います。
- 乗車定員115人(座席34人・立席81人)
- 大公開!ケーブルカーの秘密
御岳山駅[標高831m] → 武蔵御嶽神社[標高929m] : 徒歩 (約30分)
- 途中の坂と階段が結構きついです
- 登山レポート
道中で、ごはんを食べるところがあります。ここが神代ケヤキ下です。今回のルートでは、日の出山で景色を眺めながら買ってきたご飯を食べるのでスルーしましょう。

武蔵御嶽神社入り口
武蔵御嶽神社[標高929m] → 神代ケヤキ下[標高859m] : 徒歩 (約10分)
- 神社周辺を離れて日の出山方面に向かうと、日の出山に付くまでトイレがありません。トイレに行っておきましょう。
- 水分がなくなった場合もこのあたりでペットボトル等を買っておきましょう。つるつる温泉まで自販機などはありません。
神代ケヤキ下は、ケーブルカーの駅から登ってきた途中にあるおみやげ屋さんや食べ物やさんがあるあたりです。
神代ケヤキ下[標高859m] → 日の出山[標高902m] : 徒歩 (約40分)
日の出山に向かうルートの開始地点である神代ケヤキ下の分岐地点
- 一旦標高772mまで下ってから、登ります。
標高差が少なく歩きやすい道が続きます。やっとハイキングの感じがしてきます。

木に囲まれているので景色はあまり見えない
日の出山で休憩&ランチ&トイレ
- ベンチがたくさんありますが、座れない可能性もあるのでシートがあると良いかもしれません。
- トイレがここを逃すとつるつる温泉までないので行っておきましょう。

トイレ
日の出山[標高902m] → つるつる温泉[標高367m] : 徒歩 (約60分)
- 下ります。とにかく下ります。
- 日陰で足元が少し緩くすべりやすいので気を付けましょう。

ハイキングコースが終了したあたりで川が近くにある

鉄製のカエル

鉄製のエビ
つるつる温泉 (3時間大人820円)
- 露天風呂・サウナ・内風呂などがあります。(男性の方しかわかりませんが)
お待ちかねの温泉です。「つるつる温泉」に入ると、肌がつるつるしました。だからつるつる温泉というのかと納得です。
つるつる温泉の目の前のバス停 → JR武蔵五日市駅 : バス (約20分)
- 1時間に1~2本です。乗り遅れに気をつけてください。
- バスの時刻表
- 機関車バスは時間が決まっているので乗りたい場合は時刻表でチェックしてください。
- ホリデー快速あきがわの時間に合わせてバスに乗ると良いです。

機関車バス
JR武蔵五日市駅 → JR新宿駅 : ホリデー快速あきがわ (800円 : 約1時間)

JR武蔵五日市駅
- ホリデー快速あきがわで帰ると始発で乗り換えなしなので、座ったまま東京まで行くことができます。
- 行きのホリデー快速おくたまと同じような電車です。
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準備
さきほども紹介しましたが、ルートや標高差、距離、時間などが書かれているので買っておくと便利です。さらに、服装や装備、山の歩き方、マナーなども記載されています。
服装・荷物
難易度は初心者向けですので、靴だけしっかりしていればOKだと思います。私自身が初心者であるため、気になったポイントについてのみ説明します。専門的な知識がないので、そういう情報は書籍などを参考にしてください。
靴
可能であればトレッキングシューズが良いです。スニーカー・スポーツシューズでもそれもど問題はないと思います。私はスニーカーで行きました。
服装
汗が乾きやすい服が良いですが、ゆっくり歩けば動きやすい服装であれば問題ないと思います。
タオル
汗を拭くために持って行きましょう。
水分・食べ物
現地調達可能なので、必要に応じて準備してください。日の出山山頂で、火を使ってカレーやカップラーメンやらを作っている人が多かったです。特に寒い時期にはアウトドア用のガスコンロがあるといいかもしれません。
温泉用の着替えとタオル
温泉に入るので、汗を書いた後の着替えと体を拭くタオルを持って行っていくと良いでしょう。
さいごに
山に登って、新鮮な空気を吸って、景色を見て、ご飯を食べて、温泉に入って、筋肉痛が心地よいです。行き帰りの電車で座れるので寝られるというのもポイントが高いです。晴れた休日にいかがでしょうか。